最近この手の「ワンクリック詐欺」が多いです。今回の依頼者もアダルトサイトを見ていて引っかかりました。Windowsを起動すると、しばらくして左図のポップアップが表示され、支払期限カウントダウンが始まります。
「X」ボタンをクリックして消しても3~数分後に再登場!というものです。支払いに応じる必要はありません。
セキュリティソフトをインストールしていても、感染する厄介者です。そのうちには、セキュリティソフトで対応できるようになるかも知れませんが。
厄介な理由は、Windowsのプログラムの一部である[mshta.exe]というHTML拡張プログラムを悪用しているからです。セキュリティソフトは、正規プログラムから呼び出されるコンテンツと認識してコンピュータウィルス等の不正プログラムではないと判断してしまうからです。
対処方法として一般的なのが、「msconfig」を起動して[スタートアップ]タブのリストから怪しいエントリー項目を探すという方法ですが、エントリーに登録されていない場合もあります。
今回は、mshta.exe -Documents and settings /alluser/appdata********************としてエントリーされていましたので簡単でした。
しかし、msconfigのスタートアップに登録されていない場合は、レジストリを検索してエントリーキーを削除して本体を削除する方法になります。
レジストリは、Windowsを総括している司令塔に当たるデータベースですので、誤った操作を行うと取り返しがつかない問題を引き起こしてしまうので十分留意する必要があります。
【私の方法】
レジストリエディタを起動(regedit)
[編集]メニューから「検索」を実行
検索する値に[mstha]と入力して検索
右ウィンドウにmshta.exe – フォルダー名/フォルダー名/フォルダー名/*****/ファイル名
というような長いキー文字列を見つけるまで[F3]キーを押して検索します。
見つかったら、レジストリエディターはそのままで、「マイコンピュータ(Vista以降はコンピュータ)からエントリーされているキー情報を参照してフォルダーを開いていく。(大抵は隠しフォルダーに潜んでいるので事前に「フォルダーオプション」で隠しファイルやフォルダーを表示できるようにしておく必要あり。)
本体フォルダーを見つけたらフォルダーを開くと必ず1個の画像ファイルがあるので確認。
上図と同じ女性の画像であれば、これらのファイルが悪行の本体です。そのフォルダーに入っているすべてのファイル(通常2~3個)をフォルダーごと削除。(サイトによって女性の画像は異なる。)
レジストリエディタから該当エントリーキーを削除して終了。
以上で作業完了。再起動して、悩ましいポップアップで出てこなくなったら駆除成功です。
尚、Vectorに駆除ツールがあるようです。私は使ったことがありませんが、結構簡単に駆除できるようです。


